怒るか、我慢するか、伝えるか。恋の運命を分ける「3つの選択肢」

こんにちは、上田基です。

僕が、恋愛カウンセラーとして活動する中で、いつも思うのは**「もし事前にシミュレーションができていれば、あんなに辛い失敗は防げたかもしれない」**ということです。

この記事が、皆さんにとって、自分自身の幸せを考える良いきっかけになれば嬉しいです。今回は、ある一つの恋愛エピソードをお話しします。もし自分だったらどうするかをイメージしながら読み進めてみてください。


美咲さんの「小さなモヤモヤ」

31歳の美咲さんは、同棲して1年になる彼、健太さんとの関係に、最近小さな「モヤモヤ」を抱えていました。

ある金曜日の夜21時。美咲さんは数日前から楽しみにしていた記念日のディナーのために、お気に入りのワンピースを着て、メイクも丁寧にお直しして彼を待っていました。健太さんは「店を予約しておくよ」と言ってくれていたのです。

しかし、玄関のドアが開く音と共に聞こえてきたのは、 「ごめん、仕事押したわ。飯、コンビニで買ってきた」 という軽い声でした。

ネクタイを緩めながらソファになだれ込む健太さんの手には、ビニール袋に入ったパスタ。美咲さんの胸の奥で、何かがチクッと音を立てました。

でも、疲れている彼を責めたくない。 「仕事、大変だったんだね。大丈夫だよ、お疲れ様」

美咲さんは精一杯の笑顔で応え、一人で着替えに席を立ちました。この時、美咲さんの心には一滴の「黒いインク」が垂れました。しかし、健太さんはこう思いました。 **「美咲は物分かりが良くて、本当に楽な相手だな」**と。


運命の分岐点

数週間後、さらなる分岐点が訪れます。美咲さんの誕生日の前日、健太さんが言いました。

「明日、急に友達に飲みに誘われちゃってさ。行ってきてもいいかな? 美咲の誕生日は、また来週祝えばいいよね?」

さて、あなたが美咲さんなら、この時どう答えますか?

ここで皆さんに考えてほしい選択肢は、次の三つです。

  • 選択肢A:物分かり良く振る舞う 「いいよ、楽しんできて。誕生日はまた今度で大丈夫」
  • 選択肢B:怒りをぶつける 「ありえない!私の誕生日だってわかってるよね?」
  • 選択肢C:冷静に自分の願いを伝える 「明日は私の誕生日だから、健太くんと一緒に過ごしたいよ。寂しいから予定通りお祝いしてほしいな」

選ぶべきは、どれ?

多くの女性が「嫌われたくない」「重いと思われたくない」という一心で、ついAを選んでしまいます。

しかし、僕がこれまで多くの恋愛相談を受けてきた経験から言える真実は、非常に残酷です。Aを選び続けると、男性は**「彼女には適当に接しても許される」**と無意識に学習し、あなたへの優先順位をどんどん下げていってしまうのです。

一方でBは、一時的に彼を従わせるかもしれませんが、彼はあなたを「面倒な存在」と感じ始め、心の距離が空いてしまいます。

僕が圧倒的におすすめするのは、Cです。

恋愛において大切なのは「物分かりの良さ」ではありません。「自分の取り扱い説明書」を正しく提示することです。

彼は悪気があってあなたを蔑ろにしているのではなく、あなたが「何をされたら悲しいか」をまだ正しく理解していないだけなのです。


物語の結末

美咲さんは勇気を出して、選択肢Cを選びました。

「健太くん、明日は私の誕生日だから、健太くんに一番にお祝いしてほしいな。すごく楽しみにしてたから、行かないでほしい」

健太さんは一瞬驚いた顔をしましたが、こう言ってくれました。 「そっか、ごめん。楽しみにしてくれてたんだね。友達には断るよ」

自分の気持ちを言葉にしたことで、美咲さんの心のインクは消え、二人の間には**「対等な尊重」**という新しい絆が生まれました。


最後に

皆さん、いかがでしたか?

相手を思いやる気持ちと、自分を犠牲にすることは違います。もし今、小さなモヤモヤを感じているなら、それはあなたの心が**「私を大切にして」**と叫んでいるサインです。

明日からは、ほんの少しだけ自分を優先してみましょう。あなたがあなたらしく、心地よい毎日を過ごせるよう応援しています。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。