過去のトラウマを話すタイミングを一歩間違えると、恋は一瞬で終わる

こんにちは、上田基です。

僕はこれまで20年間、たくさんの恋愛相談をいただく中で、多くの方が「自分の過去のトラウマ」をどう相手に伝えるべきか、深く悩んでいらっしゃる姿を見てきました。

せっかく素敵な出会いがあっても、伝えるタイミングを少し間違えてしまったことで、関係が急に終わってしまうこともあります。今回は、過去のトラウマを話すタイミングについて、僕が大切だと思うポイントをお話ししたいと思います。


「分かってほしい」という願いが、時に壁になる

恋愛をしていると、相手に自分のすべてを知ってほしい、受け入れてほしいと願うのは、とても自然なことです。

特に、過去に辛い経験や悲しい思いをしていたりすると、その傷を理解してもらうことで安心感を得たいと感じることもあるでしょう。「この人なら分かってくれるはず」という期待や、「早く楽になりたい」という気持ちが大きくなることもあると思います。

でも、その**「伝えたい」という切実な思いが、時として二人の関係に予期せぬ影響を与えてしまう**ことがあるのです。

ある女性のケース:早すぎた自己開示

以前、ある女性からこんなお話を伺いました。 彼女は過去の恋愛でひどい裏切りを経験し、男性に対して強い不信感を抱えていました。

新しく出会った男性と意気投合し、最初のデートでとても楽しい時間を過ごした帰り際。彼女は「二度と傷つきたくない」という一心で、過去の辛い出来事をすべて彼に打ち明けました。

彼女としては、嘘のない自分を知ってほしかったのだと思います。 しかし、その日を境に彼からの連絡は途絶えてしまいました。

彼は彼女を嫌いになったわけではありません。ただ、出会ってすぐに重い過去を打ち明けられたことで、「自分にそれを支える準備ができているのか」と自信をなくしてしまったのかもしれません。

関係性がまだ浅い段階で深いトラウマを話すと、相手はどう受け止めていいか分からず、戸惑いを感じてしまうことがあるのです。


大切なのは「心の土台」を築くこと

では、どうすれば良いのでしょうか。 ポイントは大きく分けて2つあります。

1. 二人の絆が強まるのを待つ

トラウマを話すことは、自分の心の一番柔らかくてデリケートな部分を見せることです。それを受け止める側にも、ある程度の覚悟や、あなたに対する深い信頼が必要になります。

まずは日常の楽しい会話や小さな自己開示を積み重ねて、信頼関係を育てていきましょう。「この人なら大丈夫だ」と確信が持てるまで、決して焦る必要はありません。

2. 「前向きな目的」を整理する

話すときは、単に「悲しみを聞いてほしい」だけでなく、**「これからあなたと良い関係を築きたいから、知っておいてほしい」**という前向きな意図を添えてみてください。

一気にすべてを話すのではなく、少しずつ小出しにして相手の反応を見ていくのも、自分を守るための大切な方法です。


最後に:自分を責めないでください

もし、勇気を出して話した結果、相手がうまく受け止めてくれなかったとしても、それはあなたの価値が低いからではありません。

単に、相手の受け入れ態勢が整っていなかっただけ。自分を責める必要はまったくないので、安心してくださいね。

過去の傷を抱えながら、それでもまた誰かを愛そうとしているあなたは、とても強くて優しい方です。その痛みを知っているからこそ、あなたは人の痛みに寄り添える、より素敵な女性になれるはずです。

タイミングを慎重に見極めることで、あなたの大切な恋が、より温かく、長く続くものになることを心から応援しています。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。 また次回の記事でお会いしましょう。