なぜ「ダメ男」ばかり選んでしまうのか?共依存と愛の境界線
今回は、「ダメ男ばかり選んでしまう理由:共依存と愛の境界線」というテーマで、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。もしかしたら、このブログを読んでいる方の中に、「なぜかいつもダメな男性ばかり好きになってしまう」「尽くしすぎてしまう」「でも、なかなかその関係から抜け出せない」と悩んでいらっしゃる方がいるかもしれません。
そのような気持ちを抱えていらっしゃるのであれば、今回のお話が、少しでも皆さんの心の負担を軽くするきっかけになれれば幸いです。
「ダメ男」に惹かれる背景にあるもの
まず、どうして「ダメ男」と呼ばれるような男性に惹かれてしまうのでしょうか。その背景には、いくつかの共通点があるように感じています。
以前、ある女性からこんなお話を聞きました。彼女はいつも、仕事が不安定だったり、借金があったり、何か問題を抱えている男性ばかりを好きになってしまう傾向がありました。周りからは「なんでそんな人と付き合うの?」と言われても、自分ではどうすることもできないと感じていたそうです。
このような場合、もしかしたら、幼少期の経験が影響しているのかもしれません。例えば、小さい頃に親御さんが忙しくて寂しい思いをしたことがあったりすると、誰かを助けることで自分の存在価値を感じたり、誰かに必要とされることで愛情を感じたりしてしまうことがあります。無意識のうちに、問題のある男性を「助けてあげたい」という気持ちが湧いてきてしまうのかもしれません。
そして、自己肯定感の低さも関係していることがあります。自分自身に自信がないと、「こんな私でも受け入れてくれるのは、この人しかいない」と思ってしまったり、「私がいないとこの人はダメになってしまう」と感じて、相手に尽くしすぎてしまうことがあるのです。
愛と共依存の境界線
次に、愛と共依存の境界線についてお話ししたいと思います。
相手を思いやって支え合うことは、健全な愛情関係においてとても大切なことです。しかし、その思いやりが「共依存」になってしまうと、お互いにとって苦しい関係になってしまうことがあります。
共依存というのは、簡単に言うと、相手に過度に依存したり、逆に相手から過度に依存されたりすることで、お互いの人生が複雑に絡み合ってしまう状態のことです。
先ほどの女性の話を続けると、彼女は彼のことでお金を貸したり、仕事を探してきたりと、献身的に尽くしていました。しかし、彼が感謝することはありません。むしろ、彼女が尽くせば尽くすほど、彼はだらしなくなっていくように見えたそうです。
彼女は彼を助けることで「自分は必要とされている」と感じていましたけれど、同時に、「この人がいないと私もダメになってしまう」という不安も抱えていたと思います。これは、まさに共依存の関係の典型的な例かもしれません。
愛は、お互いが自立した存在として尊重し合って、支え合うことで成立します。 しかし、共依存は、どちらか一方、あるいは両方が、相手なしでは生きていけないと感じてしまう状態なのです。
共依存の関係から抜け出すための実践方法
もしご自身が共依存の関係に陥っているかもしれないと感じたら、どうすれば良いのでしょうか。具体的な実践方法についてお話ししたいと思います。
1. 自身の感情に正直になる
まず、大切なのは、ご自身の感情に正直になることです。「なぜこの人といると苦しいのだろう」「本当は何を求めているのだろう」と、自分自身の心に問いかけてみてください。相手を助けることで得られる満足感だけでなく、その裏にある不安や寂しさにも目を向けることが、第一歩です。
例えば、「彼が私なしでは何もできない」と感じるたびに、どこか満たされない気持ちや疲労感を感じているのであれば、それはもしかしたら、共依存のサインかもしれません。
2. 自分のための時間を持つ
次に大切なのは、自分のための時間を持つことです。相手のことばかり考えてしまう時間を減らして、ご自身が本当に好きなこと、楽しいと思えることに時間を使ってみてください。友人との食事でも良いですし、趣味に没頭する時間でも良いと思います。相手から離れて、ご自身が「個」として存在する時間を意識的に作ることで、少しずつ自立心を取り戻すことができるかもしれません。
3. 健全な人間関係のモデルを知る
最後に、健全な人間関係のモデルを知ることも大切だと思います。どのような関係性がお互いにとってプラスになるのか、愛とはどのような形をしているのか、本やインターネット、あるいは実際に幸せなカップルを観察したりして、学んでみるのも良いでしょう。理想の関係性を知ることで、ご自身の現在の関係性を客観的に評価する基準ができるかもしれません。
「ダメ男ばかり選んでしまう」という悩みは、決して珍しいことではありません。実は多くの女性が同じような経験をされています。でも、大切なのは、それに気づいて、少しずつでも良い方向に変えていこうと行動することだと思います。
ご自身を責める必要は全くありません。これまで頑張ってきたご自身をまずは認めてあげてください。皆さんの幸せな未来を心から応援しています。
