あなたを「お前」と呼ぶ男は、心の底であなたを尊敬していない
こんにちは、恋愛カウンセラーの上田基です。
今回は、パートナーから「お前」と呼ばれている女性の皆さんに、その言葉の裏側に隠された心理と、これからどのように自分を大切にしていけばいいのか、というお話をさせていただきます。
これまで20年間、恋愛カウンセラーとして多くのご相談を受けてきましたが、「呼び方」ひとつに、その関係性のすべてが凝縮されていると感じることが多々あります。
その「お前」に、敬意はありますか?
付き合いが長くなり、距離が縮まると、相手を「お前」と呼ぶ男性がいます。呼ばれている側としては、「慣れ親しんだ証拠かな」と自分を納得させつつも、心のどこかでモヤモヤしたり、大切にされていないような寂しさを感じたりすることはありませんか?
厳しい言い方かもしれませんが、「お前」という呼び方の根底には、あなたに対する「過度な甘え」や「尊敬の欠如」が隠れている可能性が高いのです。
「お前」呼びが招いた、ある女性の変化
以前、こんなご相談がありました。 3年付き合っている彼からずっと「お前」と呼ばれていたある女性のお話です。
最初は「距離が縮まった証拠」と好意的に捉えていた彼女でしたが、月日が流れるにつれ、変化が起きました。彼は彼女の意見を聞き入れなくなり、待ち合わせに遅れても謝らなくなっていったのです。
意を決して彼女が「『お前』って呼ばれるのは好きじゃないな」と伝えた時、彼はこう言いました。 「考えすぎだよ、照れくさいだけだって」 そう笑って受け流され、彼女はそれ以上何も言えなくなってしまいました。
この時、彼は無意識のうちに彼女を**「自分の所有物」や「何をしても許してくれる格下の存在」**として扱っていたのでしょう。もし、対等なパートナーとして、一人の自立した女性として尊敬していれば、相手が嫌がる呼び方を平気で続けることはできないはずです。
なぜ男性は「お前」と呼びたがるのか
男性がパートナーを「お前」と呼ぶ心理には、大きく分けて2つのパターンがあります。
- 支配欲と優越感 「お前」と呼ぶことで、無意識に上下関係を作り、自分が優位に立とうとしています。そうすることで自分のプライドを保ち、安心感を得ようとしているのです。
- 「男らしさ」の勘違い 育った環境や周囲の影響で、「お前」と呼ぶことが「男らしい」「親密である」と思い込んでいるパターンです。悪気はないかもしれませんが、相手がどう感じるかという「想像力の欠如」が露呈しています。
どちらにせよ、そこには一人の人間としての深いリスペクト(敬意)が欠けていると言わざるを得ません。
自分の「違和感」を宝物にしてください
もし今、あなたが「お前」と呼ばれて悲しい思いをしているのなら、これだけは忘れないでください。
「自分の違和感を無視しないこと」
「これくらい普通のことだ」「私が我慢すればいい」と自分に言い聞かせないでください。我慢を重ねることは、自分自身の価値を自分ですり減らしていく行為になってしまいます。
まずは、自分の気持ちをもう一度だけ、静かに、そして真っ直ぐに伝えてみませんか?
- 「『お前』って呼ばれると、大切にされていない気がして悲しくなるの」
- 「これからは、名前で呼んでくれたら嬉しいな」
このように、相手を責めるのではなく「私はこう感じる」という主語(Iメッセージ)で伝えてみてください。
もし、これほど誠実に伝えても、彼が笑ってごまかしたり、怒り出したりして改善されないのであれば……。その時は、彼との関係を客観的に見つめ直すタイミングかもしれません。
最後に
あなたの毎日は、温かい言葉と、お互いを尊重し合える優しさに包まれるべきものです。 自分を大切に扱うことができれば、必ず今より幸せな方向へ進んでいけます。
あなたの幸せを、心から応援しています。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。 また次回の記事でお会いしましょう。
