「私が彼を変えてみせる」その決意が、あなたの人生を20年ドブに捨てる理由
こんにちは、上田基です。
大好きな彼に、どうしても受け入れられない部分がある。 そんなとき、**「私の愛情があれば、きっと彼は変わってくれるはず」**と信じて、献身的に尽くしてしまうことはありませんか?
その一生懸命な思いは、とても尊いものです。しかし、その優しさが、気づかないうちにあなたの大切な時間を少しずつ奪い去っているとしたら……。
今回は、彼を変えようと頑張りすぎることで起こりうる未来について、一緒に考えていければと思います。
「可能性」を信じるあなたの、深すぎる愛情
まず大切なのは、あなたがなぜ「彼を変えたい」と思うようになったのか、その背景にある純粋な気持ちを否定しないことです。
- いつも嘘をついてしまう彼
- 金銭的にルーズな彼
- あなたを不安にさせる行動を繰り返す彼
そんな彼を前にして、**「彼には良いところがあるから、私が支えてあげればいつか目を覚ましてくれる」**と考えるのは、あなたが相手の可能性を信じられる、愛情深い方だからこそです。
しかし、恋愛には一つの残酷な真実があります。 それは、**「人は自分自身で変わろうと思わない限り、誰かに変えられることはない」**ということです。
20年後に気づいた、ある女性の物語
ここで、ある女性のお話をさせてください。
彼女は20代の頃、定職に就かず夢だけを追いかける男性に出会いました。周りが反対する中、彼女は「私が信じて支え続ければ、彼は立派な大人になってくれる」と、身を粉にして彼を支え続けました。
気づけば10年、20年という月日が流れ、彼女は40代になっていました。 しかし、彼は結局、20年前と何一つ変わらないままでした。
彼女は、絞り出すような声でこうおっしゃいました。 「私の20年間は、一体何だったんだろう……」
彼女は「彼を変えること」に全力を注ぐあまり、自分自身の幸せや、本当に歩みたかった人生を、ずっと棚上げにしてきてしまったのです。
なぜ「彼を変えよう」とすると苦しくなるのか
恋愛に正解はありません。彼を信じて共に歩む道も、一つの立派な選択です。 でも、もし今あなたが苦しいのなら、その理由は明確です。
「自分の幸せ」を、自分ではコントロールできない「彼の変化」に預けてしまっているからです。
彼の機嫌が良ければ安心し、彼がまた元に戻れば絶望する。 自分の心が相手の行動に振り回され続けるのは、あまりにも過酷なことです。
あなた自身を自由にするための「諦め」
この状況を抜ける第一歩は、**「彼は今のままでもいい」**と一度認めてしまうことです。
これは突き放すことではなく、あなた自身を自由にするための儀式です。 「もし、彼が一生このままだったとしても、私はこの人の横で心から笑っていられるだろうか?」
この問いにイエスと言えないのであれば、今は彼ではなく、あなた自身の人生に目を向けるタイミングなのかもしれません。
今すぐできる、自分を取り戻す2つのステップ
彼を変えようと握りしめていた手を、少しだけ緩めてみませんか? 具体的に次の2つを試してみてください。
- 意識の矛先を変える 「彼をどう変えるか」を考える時間を、「今日、自分が何をして楽しむか」を考える時間へとシフトしましょう。
- 感情の棚卸しをする 誰にも見せないノートに、今の本音を書き殴ってみてください。自分は本当はどうしたいのか? その答えは、すでにあなたの中にあります。
最後に:これまで頑張ってきたあなたへ
これまで一生懸命に彼を愛し、寄り添ってきた自分を、どうかたくさん褒めてあげてください。 誰かのためにそこまで必死になれるのは、本当に素晴らしい才能です。
そのエネルギーを、これからはあなた自身の幸せのためにも、少しだけ分けてあげてください。
あなたが自分を大切にし始めたとき、世界の見え方は必ず変わります。 あなたの未来が、心穏やかで納得のいくものになることを、心から応援しています。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。 また次回の記事でお会いしましょう。
