「浮気相手」から「本妻」へ。略奪後に訪れる「地獄の連鎖」の正体
こんにちは、恋愛カウンセラーの上田基です。 19年のカウンセリング活動の中で、多くの方々の人生の転換点に立ち会ってきました。
その中には、いわゆる「略奪愛」を実らせ、浮気相手という立場から念願の「本妻」の座を手に入れた方もいらっしゃいます。しかし、苦労の末に幸せを掴んだはずなのに、なぜかそこから**「地獄のような苦しい日々」**が始まってしまうケースが少なくありません。
今回は、略奪愛の末に訪れる心の葛藤と、その連鎖を断ち切るためのヒントをお話しします。
1. 「信じたいけれど信じられない」心の葛藤
念願叶って彼と結婚できたある女性の話です。 不倫期間を経て、彼に離婚してもらい、ようやく手に入れた平穏な日常。しかし、いざ暮らし始めると、彼がスマホを触っているだけで**「また私と同じような相手と連絡を取っているのではないか」**という不安に襲われるようになったそうです。
これは、略奪という形でお付き合いが始まったがゆえの副作用かもしれません。
- 「彼は浮気をする人だ」というイメージが消えない
- 「選ばれた喜び」よりも「次は自分が裏切られる恐怖」が勝ってしまう
心のどこかで彼を疑い続けてしまうことが、自分自身を一番苦しめる結果になってしまうのです。
2. 周囲との関係性と「孤独感」という罠
略奪愛の場合、周囲から手放しで祝福されることが難しい場面も多々あります。
- 親しい友人に相談しても、どこか壁を感じてしまう
- 彼の家族(義実家)との折り合いが悪くなってしまう
こうした**「社会的な孤独」**は、二人の関係をさらに追い詰めます。誰にも頼れない状況が不安を増大させ、その不安を彼にぶつけてしまうことで、さらなる地獄のような苦しみが生じてしまうのです。
3. 「執着」が招く最悪の悪循環
別の女性の事例をご紹介しましょう。 彼女は彼を奪うために、懸命に彼の精神的な支えになろうと努力してきました。しかし、結婚した途端に、彼が**「前妻との間の子」に会うことさえも激しく嫉妬**するようになってしまったのです。
「彼は私のものになったはずなのに、どうして前の家族との繋がりが消えないの?」
この怒りと悲しみは、毎日彼を責める言葉へと変わりました。その結果、彼は家での居場所をなくし、また外に「癒やし」を求めるようになってしまったのです。
「失いたくない」という強い執着が、皮肉にも相手を遠ざけてしまう。これこそが略奪後に陥りやすい**「負の連鎖」**です。
苦しい連鎖を断ち切るための「3つのステップ」
では、どうすればこの状況から抜け出し、本当の幸せを掴めるのでしょうか。 大切なのは、彼を奪うことを「ゴール」にするのではなく、「自立した自分」を取り戻すことです。
- 過去の経緯を一旦脇に置く 「どう始まったか」ではなく、「今、目の前にいる彼とどう過ごしたいか」という未来に集中しましょう。
- 自分の時間を大切にする 彼の行動を監視する時間を、自分の趣味や好きなことに充ててください。「彼がいなくても私は幸せ」と思える余裕が、関係を安定させます。
- 完璧を求めない 「略奪したのだから幸せにならなきゃいけない」と自分を追い詰めないでください。プレッシャーを捨て、少しずつ彼への依存を減らしていきましょう。
最後にお伝えしたいこと
今もしあなたが、結ばれたはずなのに毎日が苦しくて仕方ないと感じているなら、どうか自分を責めすぎないでください。
どんな形の恋愛であっても、あなたが人を愛したという事実に変わりはありません。大切なのは、過去の選択を後悔することではなく、**「これからの時間をどう生き、今の自分の心をどう癒やすか」**です。
あなたが自分らしく、心から笑っていられる毎日を過ごせるよう、応援しています。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。 また次回の記事でお会いしましょう。
