「不倫ドラマ」に共感する女性が、現実で不倫を引き寄せる理由

こんにちは、上田基です。

今回は、「不倫ドラマ」に共感する女性が、なぜ現実でも不倫を引き寄せてしまうのかというテーマについてお話ししたいと思います。

僕は20年ほど恋愛カウンセラーとして活動していますが、「なぜかいつも苦しい恋を選んでしまう」「気づくとパートナーのいる人を好きになっている」というご相談を非常に多く受けます。

ドラマの世界なら切なく美しい物語も、現実では心がすり減り、ボロボロになってしまうものです。なぜドラマへの共感が、望まない現実の引き寄せにつながってしまうのか。その心の仕組みを紐解いていきましょう。


1. ドラマに投影される「日常の飢え」

まず、不倫ドラマを見て感情移入してしまうとき、そこには**「日常では満たされない強い刺激」**を求める心が隠れているのかもしれません。

ドラマのヒロインが、許されない恋に悩みながらも激しく愛し合っている姿。それを見て胸が締め付けられるのは、あなたの中にある**「誰かに強く求められたい」**という切実な願いが共鳴しているからです。

【ある女性のエピソード】 普段、夫やパートナーから関心を持たれず、孤独を感じていた女性がいました。彼女はテレビの中のヒロインを見て、「自分もすべてを投げ出してもいいと思えるくらい、情熱的に愛されてみたい」と無意識に願ってしまったそうです。

このように、ドラマを観ることで**「日々の孤独」を擬似的に癒やそうとしている**場合があるのです。


2. 脳は「刺激」と「愛」を混同する

ここで注意したいのは、脳は現実とイメージの区別がつきにくいという性質を持っている点です。

ドラマを見て「これこそが真実の愛だ!」と強く感動し続けると、無意識のうちに以下のような価値観が刷り込まれてしまいます。

  • 「障害がある恋こそがドラマチックで価値がある」
  • 「切なさや苦しみこそが、愛の深さの証明である」

すると、現実の世界で優しくて誠実な男性に出会っても、「なんだか物足りないな」とスルーしてしまうようになります。逆に、家庭があって手に入らないような、影のある男性に対して**「この人なら、あのドラマのような感動を味わえるかも」**と、無意識のアンテナが反応してしまうのです。


3. 「報われないヒロイン」という自己イメージ

また、自分自身を無意識に「報われないヒロイン」という配役に置いてしまっているケースもあります。

心の奥底に**「私はどうせ幸せになれない」**という思い込みがあると、ドラマの悲劇的な状況に、皮肉にも「安心感」を覚えてしまうのです。幸せで穏やかな状態よりも、苦しくて切ない状態のほうが「自分にふさわしい」と感じてしまう。これが、不倫という「苦しい設定」を引き寄せる正体かもしれません。


4. 現実の恋愛を幸せな方向に変えるために

では、どうすればこのループから抜け出し、穏やかな幸せを掴めるのでしょうか?

① 自分の「心の現在地」を認めてあげる

ドラマに共感してしまう自分を責める必要はありません。 「私は今、それくらい寂しかったんだな」「誰かに激しく愛されたかったんだな」と、自分の気持ちを優しく受け止めてあげてください。自分の味方になることで、外側に強い刺激を求める気持ちは少しずつ落ち着いていきます。

② 「幸せの定義」を書き換える

ドキドキする刺激や切なさは、必ずしも長期的な幸せとはイコールではありません。

  • 「奪い合う恋」や「隠れる恋」ではなく、堂々と手をつないで歩ける恋。
  • 激しい波風ではなく、毎日の何気ない会話や穏やかな安心感。 こうした「静かな豊かさ」に価値を置く練習をしてみましょう。

③ 「大切にされていい存在」だと自分を許可する

「私は大切にされていい存在なんだ」と自分を認めることで、引き寄せる男性のタイプは劇的に変わります。


最後に

もし今、あなたが苦しい恋の中にいたり、不倫ドラマから目が離せなかったりしても、それはあなた自身の「愛する力」がそれだけ強いからなのだと僕は思います。

その大きなエネルギーを、自分を傷つける方向ではなく、あなたを心から大切にしてくれる相手のために使えるようになったとき、毎日はもっと輝き始めます。

あなたが穏やかで、心から満たされる恋愛ができることを心から応援しています。自分を大切にすることで、きっと素敵な未来が訪れますよ。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。 また次回の記事でお会いしましょう。